札幌で降雪14センチ 春はもう少し先に

 札幌市で5日夜から降雪が続き、札幌管区気象台は6日午前、5日午後10時50分の降り始めから6日正午までの降雪量を14センチと発表した。積雪量は6日午前5時半に11センチを記録した。
同気象台は「この時期の降雪は例年のことだが、10センチ以上も積もるのは珍しい」と話している。
 全国で桜の開花が相次ぐ中、札幌市でも3月31日にいったん積雪がなくなったが、春の到来はもう少し先になりそうだ。
 降雪は北海道上空に寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まったためで、札幌市の6日早朝の最低気温は氷点下1・8度だった。