44歳横田が勝ち、現役続行 国内最年長ボクサー

 44歳の国内現役最年長のプロボクサーで元日本スーパーバンタム級チャンピオンの横田広明選手(横田スポーツ)が30日、神奈川県小田原市総合文化体育館で行われたライト級8回戦で2−0で判定勝ちした。今後も現役を続け、日本王座への復帰を目指すという。
 横田選手は日本ボクシングコミッションJBC)の定める年齢制限により37歳で一度は引退した。しかしJBCの規約改正を受けて一昨年11月に現役復帰し、これが3戦目。自分より16歳も若い古川和広選手(コーエイ工業小田原)の突進を巧みにさばき、左ストレートやアッパーを再三クリーンヒットした。
 横田選手は「楽勝。勝っても変な試合ならやめるつもりだったが、思い通りの試合ができた。衰えは感じない。日本タイトルを狙うぐらいの気持ちで、命を懸けてやっている」と意気盛んだった。
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20060430&a=20060430-00000084-kyodo-spo