石井一 巨人封じに自信満々

 ヤクルトの石井一久投手(32)が、4日、巨人戦(神宮)で01年10月以来、約4年半ぶりの日本復帰先発を果たす。3日、神宮で調整練習をこなし「最初だから力が入っちゃうと思いますが、最初の1歩をしっかり飾りたい」と意気込んだ。オープン戦はパ相手に2試合先発して1勝1敗。メジャーを経て多様な変化球を身につけた新生・石井一がベールを脱ぐ。
 渡米直前となる01年の巨人戦は1勝4敗で防御率9・88と散々。しかし、技巧派転身で剛速球投手だった過去とは決別しており、苦手意識はない。巨人の4番・李スンヨプ封じには「いいバッターだとは思いますが、松井秀喜と比べたらトータル的にアレじゃないですか。(メジャーで)もっといいバッターと対戦してきましたし」と自信。「外の球に強いね。内角攻め?そうでしょう」と話した。

 ≪岩村 4日にも復帰≫右太腿肉離れのヤクルトの岩村が、4日にも復帰する。神宮のクラブハウスで治療を受け「あす(4日)にはいけそう。少なくとも6日には」と回復に手応え。出場のタイミングは、慎重な姿勢を示す古田監督の決断次第となる。また、左肩痛の石井弘、右ひじ手術明けの館山が4日のイースタン、湘南戦(戸田)に実戦初登板。石井弘は内容次第で1軍合流となる見通しで「バッターに投げる感覚を確かめたい」と話した。
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2006/04/04/04.html