GW海外旅行56万5000人 JTB、過去最高の見通し

 今年のゴールデンウイークの海外旅行客が過去最高の56万5000人となる見通しであることが6日、JTBの調査で分かった。アジアなど近場のリゾート地に加え、景気回復を背景に欧州へビジネスクラスで行く「豪華版」も好調。国内旅行と合わせ計2190万5000人が出掛け、総消費額は9738億円になるとみている。
 JTBによると、期間中(4月26日−5月6日出発)の海外旅行客は前年同期の実績に比べ3・9%増と、1969年の調査開始以来最高になる見通し。旅行先別ではアジアが5・7%増。前年に津波の影響があったタイが復調、反日デモで敬遠された中国も人気が戻りつつある。
 欧州も3・8%増。オリンピック効果でイタリアが人気。モーツァルト生誕250年に沸く中欧・東欧、気候が良いトルコも伸びている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060406-00000161-kyodo-soci