五味に2本目のベルト! 晴れて初代PRIDEライト級王者に

2006年3月31日(金) 17時30分 スポーツナビ


拡大写真
 五味の腰に2本目のベルトが巻かれた。「PRIDE武士道−其の拾―」(4月2日 有明コロシアム)を2日後に控えた31日、都内ホテルでライト級とウェルター級の初代王座認定式が行われ、05年のライト級トーナメントを制した五味隆典と、ウェルター級トーナメントを制したダン・ヘンダーソンに、それぞれ同級のチャンピオンベルトが贈られた。
 トーナメント開催前の段階では、05年大みそかの「PRIDE 男祭り」で行われたトーナメント決勝戦の勝者を同級王座に認定する予定だったが、「試合の内容を見てから王者にふさわしいか判断する」ということになり現在まで保留となっていた。

 晴れてPRIDEライト級王座となった五味は「チャンピオンとして武士道のリングに立てて光栄」と2本目となる銀色のベルトを肩にかけ満面の笑み。2日後に控えたマーカス・アウレリオ戦に向け「振り出しに戻ったような気持ちで戦う」と2冠王者として気持ちを新たにした。

 ウェルター級王者となったヘンダーソンも「去年までは1本もベルトがなかったのに、一気に2本になったよ」と真新しいベルトを見つめニッコリ。今大会ではベルトを狙う三崎和雄と対戦するが、ヘンダーソンは「誰の挑戦でも受けます」とキッパリ。王者になって初めての試合に向け「2つのベルトにふさわしい試合をしたい」と必勝を誓った。


■「PRIDE武士道−其の拾―」
4月2日(日)東京・有明コロシアム 開場14時 開始15時

<第11試合>
五味隆典(日本/木口道場
マーカス・アウレリオ(ブラジル/アメリカン・トップチーム

<第10試合>
三崎和雄(日本/GRABAKA)
ダン・ヘンダーソン(米国/チーム・クエスト)

<第9試合>
美濃輪育久(日本/フリー)
ジャイアント・シルバ(ブラジル/フリー)

<第8試合>
近藤有己(日本/パンクラスism)
フィル・バローニ(米国/ハンマーハウス)

<第7試合>
郷野聡寛(日本/GRABAKA)
キム・デウォン(韓国/正進MMA GYM)

<第6試合>
ムリーロ・ニンジャ(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー)
パウロ・フィリオ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム

<第5試合>
ヨアキム・ハンセンノルウェー/フロントライン・アカデミー)
ルイス・アゼレード(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー)

<第4試合>
デニス・カーン(韓国/スピリッツMC)
マーク・ウィアー(英国/グロスター・レンジ・ファイティング)

<第3試合>
アライ ケンジ(日本/パンクラス)※今成正和が急病のためアライに変更
ジェンス・パルヴァー(米国/チーム・エクストリーム)

<第2試合>
石田光洋(日本/T−BLOOD)
ポール・ロドリゲス(米国/アメリカン・トップチーム

<第1試合>
池本誠知(日本/TEAM Boon!)
イーブス・エドワーズ(米国/サード・コラム・ファイトチーム
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20060331&a=20060331-00000024-spnavi-spo