三都主、酷評を攻撃で挽回/親善試合

2006年3月31日(金) 9時59分 日刊スポーツ

<親善試合:日本1−0エクアドル>◇30日◇九石ド
 3バックで、三都主が生き返った。左サイドを生き生きと動き、決勝点もアシスト。4バックだったボスニア・ヘルツェゴビナ戦は、自らのサイドを崩されて酷評が耳に入っていたが、名誉を回復した。「課題が残った悔しさは忘れていない。次こそいい試合をして、勝つつもりだった」。ジーコ監督も「ウイングバックでプレーすると、高い位置から前へ出る速さと強さが出てくる」と評価した。
 積極的に仕掛け、左サイドからえぐるようにエリア内に侵入。意図を込めたクロスも繰り出した。エクアドルスアレス監督には「アレックスは素晴らしい選手。積極的に上がり、彼がいるから他の選手に幅が出る」と褒められた。Jリーグで上げた調子を、代表に持ち込んだ。「絶好調では?」の問い掛けには「W杯でもそれを言われればうれしい」と答えた。
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20060331&a=20060331-00000101-nks-spo