助かった

今日は演技のレッスンで初めて掛け合いの芝居をする日だった。
2人一組になって先生に見せるんだけど、最初で先生が「ここはこうする」とかいつもより多くのてこ入れをしてたこともあって、8時半で終了。(俺は夜のレッスンに行ってて、6時スタート)
そのあとは先生がお話を30分、ちょっと大事なお話をしてくれた。
で、なぜ助かったかというと、組で先生に見せる順番を決めてやってたんだけど、俺は11番目で、組んだ人がお休みだったから。1週間時間を与えてもらえて「助かった」。
今回はいろいろといつもより細かく先生から指導があって、どうなるかすごい不安だった。だから1週間時間がもらえてよかったと思うよ。
なんかキスシーンみたいなのもあって(実際はしたふり)、どうしたらいいかわからないし、動きも考えなくちゃいけない。相手に迷惑もかけられないし。
今回はいつになく頑張ろうと思える。相手に迷惑はかけられないから。
相手に、「コイツと組んだから・・・」って思われるのはイヤだからね。
出来ればいい形で終わりたい。そう思う。
それで、大事な話ってのは、進級審査について。
年明けに進級審査って言うのが控えてて、それについて説明を受けた。
一回だけ授業の中で先生の予想でやらせてもらえることになって、模擬課題なるものを手渡されました。
先生いわく、「俺のレッスンは進級のためのレッスンじゃなく、役者になるための授業だから。」
「進級審査で通っても、先で通じなきゃ意味がない。俺のレッスンを黙って受けてれば役者になれる。お前らのがんばり次第だ」って。
確かに進級審査をクリアするためにレッスン受けてるわけじゃないし、そのためのレッスンをするのも無責任な気もする。だってその先で演じることが出来ないのに先に進めてもいけない気がする。実力であがりたいし。
「否定する訳じゃないけど、他の先生では進級審査のためにレッスンをする先生もいる。でもそれって何かおかしくないか?」って言ってた。俺は今の先生のレッスンを受けれてよかったと思う。上に上がることばかり考えて役者に一番大切なものを忘れてしまう気がするから。
俺も演技の出来る役者になりたい。
俺、ガンバル。